【あなたには見えてる?】英語の句と節の違いや見分け方を解説![040]

句と節が分かる! 話すための基礎文法
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句と節はじめに

今回は、「」と「」について説明します。

句と節とは何かという言葉の意味から、それぞれの見分け方、句と節を意識するメリットなどについてお話します。

では、早速始めましょう。

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句と節とは:見分け方のポイント

句と節とは

まず、句と節とは何かについて確認しておきましょう。

というのは、「文中で品詞の働きをする語のかたまりで、主語(S)+ 述語動詞(V)を含まないもの」のことです。

後で詳しく説明していくので、今「ん?」と思っても心配しないでくださいね。

そしてというのは、「文の一部を構成する語のかたまりで、主語(S)+ 述語動詞(V)を含むもの」のことです。

とりあえずここでは、

  • 句と節の両者とも「語のかたまり」
  • その中でもSV(主語+述語動詞)を含まないものが「句」、含むものが「節」

ということをまず押さえておきましょう。

句と節を理解するメリット

句と節を理解するメリット

句と節について細かく見ていく前に、句と節を理解するメリットについて触れておきたいと思います。

句と節という語のかたまりが分かれば、言葉を意味のまとまりで捉えることができるようになります。

これが具体的にどう役に立つかと言うと、どういう風に文ができているかという英文の構造を把握しやすくなります。

また、意味のまとまりが見えるようになるので、速く読むために重要な「前から読む」ことにも役立つんですね。

英文を「前から読む」ことについては、以下の記事で詳しく説明していますので、気になる方は是非そちらをご覧ください

句と節を例文を使って確認しよう

では、句と節を理解するメリットが分かったところで、まずについて詳しく見ていきましょう。

句の例

句の例

句は「文中で品詞の働きをする語のかたまりで、SVを含まないもの」ですね。

例を挙げると、

playing tennis

とか、

with the shite shirt

とか、

for two years

といった語のかたまりが句です。

SVを含まないものが句なので、どれも「誰がどうする」という主語、述語動詞が含まれていないことが分かります。

それぞれを見ていくと、“playing tennis”は動名詞、後の2つは「前置詞+名詞」というつくりになっています。

こういったものが句を作ることができるということですね。

先ほど確認したとおり、句にはSVが含まれていませんから、句だけでは文になることはできないことを押さえておきましょう。

句が品詞の働きをするとは?

句が品詞の役割をするとは

では、次に句を理解するために重要な「品詞の働きをする」という点を確認していきましょう。

品詞がよく分からないという方は、以下の記事で詳しく説明していますので、是非そちらをご覧ください。

先ほど確認した句を使って文を作ってみると、

She likes playing tennis.

というような文が作れます。

“playing tennis”という句がありますね。

この句はこの文の中では、述語動詞“like”の目的語(O)になっています。

“She likes”(彼女は好き)と言っているので、何が好きかの部分が「テニスをすること」になっていますからね。

この「目的語」とか「O」とかさっきから出てくる「SV」とかがよく分からないという方は、是非以下の文の要素についての記事をご覧ください。

目的語になれるのは名詞の役割をするものなので、この“playing tennis”という句は名詞句、つまり名詞の役割をする句となっています。

次は、

The man with the white shirt is my husband.

という文です。

先ほど確認した“with the white shirt”という句が入っていますね。

この句が何の品詞の役割をしているかと言うと、前にある名詞“man”を説明する言葉になっています。

「白いシャツを着た男の人」ですね。

名詞を修飾、つまり説明するのは形容詞なので、この句は形容詞句になります。

もう少し大きい視点で考えると、

The man with the white shirt is my husband.

この句を含むこの青色の部分がこの文の主語になっていますね。

「白いシャツを着たその男の人は 私の夫です」という文です。

次は

He has studied English for two years.

という文です。

“for two years”(2年間)という句がありますね。

2年間「勉強している」ということなので、この句は動詞の部分を説明しています。

この役割ができるのは副詞なので、この句は副詞句ということになります。

to不定詞がつくる句

to不定詞がつくる句

また、馴染みのあるところで言うと、句をつくる代表的な表現にはto不定詞があります。

たとえば、

His dream is to become a pilot. 彼の夢はパイロットになることだ。

という文では、“to become a pilot”というto不定詞でできた句があります。

この部分は文の要素で言うと、補語(C)です。つまり、主語の“his dream”(彼の夢)を説明する言葉ですね。

彼の夢は何かというと、「パイロットになること」なので、「何?」の答えになる部分は名詞ですから、名詞の役割をする句になっていますね。

to不定詞の見分け方がよく分からない方は、以下の記事で詳しく説明していますので、是非そちらをご覧ください。

次は、

Would you like something to drink? 何か飲むものがほしいですか?

という文です。

“to drink”というto不定詞の句があります。

これは、前にある名詞“something”(何か)について、どんな“something”なのかを説明しているので、形容詞の役割をする形容詞句になっていますね。

そして、

Would you like something to drink? 何か飲むものがほしいですか?

この“something to drink”という部分がこの文の目的語(O)になっています。

次は、

I went there to meet her. 私は彼女に会うためにそこに行った。

という文です。

“to meet her”という部分がto不定詞でできた句になっていますね。

これは「何のために」という目的を表していて、彼女に会うために「行った」と動詞を説明していますから、副詞句となっています。

このように、お馴染みのto不定詞が句を作っているということがお分かりいただけたでしょうか。

節の説明

これまで「句」について説明してきましたので、次は「」を見ていきましょう。

節の例

節の例や種類

節は「文の一部を構成する語のかたまりで、SVを含むもの」ですね。

たとえば、

It rained a lot, but we had a good time. 雨はたくさん降っていたけど、楽しかった。

という文を見てみましょう。

節というのは、“It rained a lot”とか“we had a good time”という部分を指します。

“it rained” 、“we had” と、どちらもSV、つまり主語、述語動詞が含まれていますよね。

これが句との違いです。

ちなみに、この文のように対等の関係で結びついている節をそれぞれ「等位節」と言います。

文法用語自体は別に覚えなくてもいいのですが、ここではどちらの節もそれ単体で1つの文になれますよね。

「雨がたくさん降った」と「私達は楽しんだ」です。

もう1つ、例を見ておきましょう。

I met her when I was ten years old. 私は10歳のときに彼女に会った。

という文です。

ここでは“I met her”にSVがあって、“when I was 10 years old”にもSVがあるので、どちらも節になっています。

“I met her”の方は「私は彼女に会った」とこれだけでも文になれますが、”when I was 10 years old”「私が10歳のとき」はこれだけでは文になれませんよね。

このように、節にはそれ自体で文になれるものもあれば、なれないものもあります。

ちなみに、接続詞や関係詞がついている、メインの文にくっついている方の節を従属節、くっつかれている方の節を主節と呼びます。

節を理解する上で特に重要なのはこの従属節にあたるもので、これは品詞と同じような役割をすることができます。

句のときと同じですね。

節が品詞の働きをするとは?

品詞の役割をする節

では、この品詞の役割をする節を見ていきましょう。

たとえば、

She said that she didn’t like him. 彼女は彼のことは好きじゃないと言った。

という文です。

ここでは、that以下の部分の節を見てみましょう。

“She didn’t like”と、SVがありますね。

大きな視点で見ると、この文の構造は、

  • She(彼女は):主語(S)
  • said(言った):述語動詞(V)
  • that she didn’t like him(彼のことは好きじゃないと):目的語(O)

で、何を言ったかという目的語(O)の部分がこのthat節になっています。

目的語になれるぐらいですから、この節は名詞の役割をしている名詞節ということになりますね。

次は、

The girl who smiled at me is Ana. 私にほほえんだ女の子はアナだ。

という文を見てみましょう。

関係代名詞“who”がある部分が節です。

この“who”は主語の役割をする関係代名詞、つまり主格の関係代名詞ですから、この節では“who”が主語(S)、“smiled”が述語動詞(V)となっているので、やはりSVがありますね。

関係代名詞がよく分からないという方は以下の記事で詳しく説明していますので、是非そちらをご覧ください。

ではこの節が何の品詞の役割をしているかというと、

The girl who smiled at me is Ana. 私にほほえんだ女の子はアナだ。

前の名詞“girl”(女の子)を後ろから説明していますよね。

「私にほほえんだ女の子」となっています。

名詞を修飾するのは形容詞の役割なので、これは形容詞節になります。

そして大きな視点で見ると、

The girl who smiled at me is Ana. 私にほほえんだ女の子はアナだ。

この青色の部分、「私にほほえんだ女の子」というのがこの文の主語(S)です。

そして、“is”が述語動詞(V)、“Ana”が補語(C)という構造になっています。

最後に

I met her when I was ten years old. 私は10歳のときに彼女に会った。

という先ほど見た文も確認しておきましょう。

“when”以下の部分を見ると「私が10歳のとき」という節になっています。SVがありますね。

この節が何の役割をしているかと言うと、10歳のときに彼女に「会った」のですから、動詞の部分を説明しています。

この役割ができるのは副詞なので、副詞の役割をする副詞節だということですね。

この文自体の構造としては、“I met her”「私が」「会った」「彼女に」でSVOとなっていて、“when”以下はいつ会ったのかという前の文(主節)をもっと説明するための補足情報になっています。

実践:句と節を意識する練習

句と節を意識する練習

では最後にもう少し実践的な練習として、句と節を意識して実際に英文を読んでみましょう。

句と節を意識する練習1

句と節を意識する練習です。

Many people have questions about the future of the new coronavirus that has spread worldwide.

という文を使って、いくつか句と節を見ていきましょう。

句と節を意識する練習2

まず注目したいのは“about the future”のところです。

Many people have questions about the future of the new coronavirus that has spread worldwide.

「前置詞+名詞」は句を作れましたよね。

ではこの句が何の役割をしているかというと、前の名詞“questions”(疑問)を説明しています。

「今後についての疑問」というわけです。

名詞を説明しているので、これは形容詞の役割をしている句ですね。

句と節を意識する練習3

次は“of the new coronavirus”という部分を見てみましょう。

Many people have questions about the future of the new coronavirus that has spread worldwide.

これも「前置詞+名詞」になっていますから句ですよね。

同じように前の名詞“future”を説明して「新型コロナウイルスの今後」となっています。

名詞を説明しているので、先ほどと同じように形容詞句になっています。

句と節を意識する練習4

次はこの部分に注目してみましょう。

Many people have questions about the future of the new coronavirus that has spread worldwide.

関係代名詞の“that”が使われています。SVがあるので、節ですね。

この節が何の役割をしているかと言うと、前にある名詞“coronavirus”(コロナウイルス)を後ろから修飾しています。

「世界中に広がったコロナウイルス」となっていますね。

名詞を説明しているので、形容詞の役割をしている形容詞節になります。

大きな視点で見ると...

最後にこの文を大きな視点で見てみると、

  • Many people(多くの人々):主語(S)
  • have(持っている):述語動詞(V)
  • questions about the future of the new coronavirus that has spread worldwide(世界中に広がった新型コロナウイルスの今後についての疑問):目的語(O)

となっています。

句や節が大きな語のかたまりを作って、それが目的語となっているというわけです。

句と節が文の重要な要素となっている

このように、句と節が文を構成する重要な要素になっていることがお分かりいただけたかと思います。

句と節 まとめ

句と節おわりに

今回は句と節についてお話ししました。

次回英文を読むときに是非意識してみてくださいね。

このブログおよびYouTubeチャンネルでは、主に今回のような英文法や英文読解の説明をできるだけわかりやすく行っていますので、良かったらまた見に来てくださいね。

チャンネル紹介
この記事を書いた人
Momo

英語講師/翻訳者
英検1級/TOEIC980/全国通訳案内士
2歳児のママ

当サイトおよび同名のYouTubeチャンネル『みんなの基礎英語』で、文法・読解を中心に英語の基礎を分かりやすく説明しています。

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