【間違えやすい】英語の間接疑問文の使い方や関係代名詞との違いをわかりやすく解説![044]

基礎から学ぶ間接疑問 話すための基礎文法
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間接疑問はじめに

今回は、間接疑問について説明します。

間接疑問の使い方注意点関係代名詞との違いを見分けるための比較なども取り上げます。

では、早速始めましょう。

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英語の間接疑問文とは

間接疑問文とは

まず、間接疑問とは何かについて確認しておきましょう。

間接疑問は、

疑問文を他の文の中に組み込んだ表現のこと

です。

たとえば、

Do you know where she is? 彼女がどこにいるか知っていますか?

という文です。

“where she is”(彼女がどこにいるか)という部分が間接疑問です。

“Do you know~?”(~知っていますか?)という別の文の中に組み込まれていますね。

間接疑問の使い方

では、間接疑問の使い方について見ていきましょう。

通常の疑問文と語順が異なる

間接疑問の作り方

間接疑問について理解するために、まず直接疑問、つまり普通の疑問文を確認しておきましょう。

たとえば、「彼女はどこにいますか?」と聞くなら、

Where is she?

になりますよね。

疑問文なので、“where”以下は

  • is・・・述語動詞(V
  • she・・・主語(S

という並びになっていて、普通の文とは逆になっています。

このSとかVとかがよくわからないという方は、是非以下の文の要素(SVOC)についての記事をご覧ください。

一方で、間接疑問はどうでしょうか。

たとえば、

Can you tell me where she is? 彼女がどこにいるか教えてくれませんか?

を例にしてみましょう。

“where she is”(彼女がどこにいるか)というのが間接疑問として、“Can you tell me~?”(教えてくれませんか?)の文の中に組み込まれていますね。

ここで語順に注意してもらいたいのですが、この間接疑問の場合は“where”以下は、

  • she・・・主語(S
  • is・・・述語動詞(V

のようにSVと、通常の文の語順と同じになっています。

このように、間接疑問を使う場合は主語、述語動詞、つまり、S、Vという語順になりますので、普通の疑問文の並びと間違えないように注意しましょう。

もう1つ例を見てみましょう。

まず、直接疑問から言うと、

Why was he late? なぜ彼は遅れたのですか?

という文です。

これを間接疑問として別の文に組み込むとどうなるでしょうか。

たとえば、

I don’t know why he was late. 私はなぜ彼が遅れたのかは知らない。

という文が作れます。

“why he was late”(なぜ彼が遅れたか)の部分が、“he was”と、やはりSVの語順になっていますね。

「~かどうか」の間接疑問

~かどうかの間接疑問

では次に、「~かどうか」の意味を含む間接疑問を見ていきましょう。

先ほど“where”(どこ)や“why”(なぜ)などを使った疑問文を確認しましたが、ここではたとえば直接疑問では、

Do you have a car? あなたは車を持っていますか?

といった、Yes/Noで答えられる疑問文についてお話しします。

これを間接疑問として他の文の一部にすると、たとえば

She asked if I had a car. 彼女は私が車を持っているか尋ねた。

といった文を作ることができます。

“if I had a car”(私が車を持っているかどうか)の部分が間接疑問になっていて、「~かどうか」を意味する“if”が使われるのがポイントです。

これは「~かどうか」を表せる別の言葉、“whether”でも代用できます。

このように、「~かどうか」という間接疑問を作るには“if”あるいは”whether”を使うということを覚えておきましょう。

もう1つ例を見てみましょう。

まず直接疑問で、

Does she speak English? 彼女は英語を話しますか?

です。

これもやはり、Yes/Noで答えられる質問ですね。

これを間接疑問にすると、たとえば、

I don’t know if she speaks English. 私は彼女が英語を話すかどうか知らない。

というような文が作れます。

“if she speaks English”(彼女が英語を話すかどうか)という部分が間接疑問ですね。

間接疑問を含む疑問文の注意点

注意点1

次は、よく間違えてしまいがちな間接疑問を含む疑問文の注意点について見ていきましょう。

間接疑問はそれを組み込む他の文が疑問文のときに少し注意が必要です。

ここで考えていただきたいのですが、

あの男性が誰か知っていますか?

という文を英語にすると、どうなるでしょうか。

2つ選択肢を出すので、どちらだと思うか、是非考えてみてください。

  1. Do you know who that man is?
  2. Who do you know that man is?

です。

正解を言うと、1つ目の“Do you know who that man is?”が正しく、2つ目は間違った文となっています。

もし間違ってしまったとか、迷ったとか、全然わからなかったと思った方は、ポイントとして「Yes/Noで答えられるか」ということを意識してみてください。

この、「あの男性が誰か知っていますか?」という質問は、「知っているか」を聞いているのですから、「はい、知っています」とか「いいえ、知りません」で答えられる質問ですよね。

間違っている選択肢であった

Who do you know that man is?

という文は、最初に“who”(誰)という言葉が来ています。

このようにに、“who”(誰)や“When”(いつ)や“What”(何)などの言葉を疑問詞というのですが、疑問詞で始まる質問はYes/Noで答えられません

たとえば「あの男性は誰ですか」という質問に、「いいえ」と答えるのは変ですよね。

「僕の兄です」とか「トムです」とか、そのような答えになるはずです。

なので、この文が“who”という疑問詞で始まるのはおかしいということになります。

一方でdo/does/didなど、疑問詞を使わない質問というのは、Yes/Noで答えることができます

「知っていますか」と聞かれたら、「はい」か「いいえ」かで答えられますよね。

なので、

Do you know who that man is?

と、まず「知っていますか」(Do you know)と言って、「あの男性が誰か」(who that man is)とすればOKというわけです。

注意点2

ではもう1つ考えてみましょう。

あの男性は誰だと思いますか?

という文を英語にするなら、

  1. Who do you think that man is?
  2. Do you think who that man is?

のどちらが正しいでしょうか。

正解は1つ目の“Who do you think that man is?”で、2つ目の“Do you know”から始まる方は間違いとなります。

これも、先ほどと同じように、この質問自体がYES/Noで答えられるかを考えるといいですね。

「あの男性は誰だと思いますか」という質問は、Yes/Noでは答えられない質問です。

間違っている方である

Do you think who that man is?

は、“Do you think”から始まっています。

先ほど確認したように、“do”や“does”などで始まる疑問文は、Yes/Noで答えられる質問であるはずですよね。

「あの男性は誰だと思いますか」という質問はYes/Noでは答えられないので、これは間違いだとわかります。

一方で“who”などの疑問詞から始まる質問はYes/Noでは答えられませんね。

なので「あの男性は誰だと思いますか?」という質問では、「あの男性は誰だと」と、「誰なのか」という答えを求めているので、“who”を頭に持ってきます。

Who do you think that man is

そして、“who”自体は“that man is”と続くのですが、この質問は「思いますか」とあなたに対して問いかけているわけですから、“do you think”が“who”の後に入ります。

この疑問詞の後に“do you think”を使う質問、“Who do you think~?”とか“What do you think~?”などは非常によく使われるものです。

なので、語順として、疑問文で疑問詞と一緒に“do you think”を使う場合は“do you think”は疑問詞の後に置かれるということを覚えておくと便利だと思います。

間接疑問と関係代名詞の比較 who/which/what

間接疑問と関係代名詞の比較1

ここまで、間接疑問の使い方や注意点を見てきました。

ですが、間接疑問には“who”とか“which”とか“what”という疑問詞が使われるので、急に文に出てきたときに同じ“who”“which”“what”という言葉が使われる関係代名詞と見分けられない、と困ってしまう方もいるかもしれませんね。

そこで、両者の違いを比較しながら確認していきたいと思います。

関係代名詞との比較 – who

関係代名詞との比較who

では、関係代名詞との比較です。

たとえば、

He talked to a woman who was sitting next to him.

という文と、

Can you tell me who was sitting next to him?

という文、どちらが関係代名詞の“who”で、どちらが間接疑問で使われている“who”かすぐに分かるでしょうか。

これは、1つ目の文が関係代名詞で、2つ目の文が間接疑問です。

まず関係代名詞の方を見てみましょう。

He talked to a woman who was sitting next to him.

“who was sitting next him”という部分に注目します。

関係代名詞の場合は、その前に今回の“a woman”のように、説明したい語があります。これが見分けるポイントです。

ちなみに、この説明したい語というのは、文法用語では先行詞と呼ばれます。

そして、“who”以下が、その先行詞、今回だと“a woman”を説明する語のかたまりとなっています。

“a woman who was sitting next to him”「彼の隣に座っていた女性」というように後ろに説明する語があるというわけです。

なのでこの文は、「彼は彼の隣に座っていた女性に話しかけた。」という意味になります。

関係代名詞について詳しく知りたい方は、以下の記事で説明していますので、是非そちらをご覧ください。

では、2つ目の文を見てみましょう。

Can you tell me who was sitting next to him?

こちらも“who was sitting next to him”に注目します。

今回は先ほどのように“who”の前に説明したい語となる名詞はありませんね。

また、“Can you tell me~”(教えてくれませんか)に続いているので、何を教えるかというと「誰が彼のとなりに座っているか」だという風に、間接疑問の意味で捉えることができます。

間接疑問を見分けるもう1つのポイントとしては、

その疑問が話し手の頭にあるか

あるいは

その疑問の答えが話題になっているか

を考えてみるといいです。

たとえば、「誰が彼の隣に座っていたか」というのは直接疑問でいうと、そのまま

Who was sitting next to him?

ですね。

「誰が彼の隣に座っていたの?」ということを疑問に思っているから、あるいはその質問の答えを話題としているから、ここでは“Can you tell me~?”という疑問文の中に一部として組み込んで、質問しているわけです。

なのでこの文は、「誰が彼の隣に座っていたのか教えてくれませんか?」という意味ですね。

間接疑問の背後にはもともとの直接疑問の考えがあると分かっていると、関係代名詞と混同しにくくなります。

関係代名詞との比較 – which

関係代名詞との比較which

では今度は“which”の例を考えてみましょう。

This is the book which he bought.

Let’s ask him which book he bought.

に使われている“which”は、どちらが関係代名詞で、どちらが間接疑問でしょうか?

これは、前者が関係代名詞で、後者が間接疑問ですね。

This is the book which he bought.

関係代名詞の方が、“which he bought”という語のかたまりの前に、“the book”という説明したい語、つまり先行詞があります。

「これが彼が買った本です。」という意味になっていますね。

一方で間接疑問の方は、先行詞にあたる語がありません。

Let’s ask him which book he bought.

また、直接疑問で言うと、

Which book did he buy? 彼はどの本を買ったの?

という疑問が話し手の頭にあるから、あるいはその答えが話題となっているから、“Let’s ask him”(彼に聞いてみよう)という文の一部にしているわけです。

なのでこの文は、「彼がどの本を買ったのか、彼に聞いてみよう」という意味ですね。

関係代名詞との比較 – what

関係代名詞との比較what

では次です。

They didn’t like what he did yesterday.

I wonder what he did yesterday.

の“what”は、どちらが関係代名詞で、どちらが間接疑問か分かるでしょうか?

先ほど“who”と“which”の例を見てきましたが、関係代名詞と間接疑問の区別が一番つきにくいのはこのような“what”が使われる例かと思います。

なぜかというと、“what”は先行詞がない関係代名詞だからです。

先に答えを言うと、前者が関係代名詞、後者が間接疑問です。

関係代名詞の方から見ていきましょう。

They didn’t like what he did yesterday.

“what he did yesterday”に注目します。

関係代名詞の“what”については以下の動画で詳しく説明していますので、よくわからないという方は是非そちらをご覧ください。

ここではかいつまんで説明すると、関係代名詞の“what”というのは、言い換えると、“the thing which”とか“the thing that”とすることができます。

だから「~すること」とか、「~するもの」という意味になるわけですね。

なので、“what he did yesterday”は「昨日彼がしたこと」という関係代名詞の意味で文が成立するかを考えるのですが、ここで注目するのはどのような動詞が使われているかです。

They didn’t like what he did yesterday.

今回は“like”なので、「彼らは昨日彼がしたことが気に食わなかった。」という意味になります。

これが間接疑問だとすると、「彼が昨日何をしたか」となり、「彼らは彼が昨日何をしたかが気に入らなかった」というのは変なので、やはり関係代名詞だとわかりますね。

一方で間接疑問はどうでしょうか。

I wonder what he did yesterday.

同じく“what he did yesterday”に注目するのですが、ここでも動詞を見てみましょう。

「疑問に思う」とか「~かなと思う」という意味の“wonder”が使われています。

くどく訳すと、「私は彼が昨日何をしたのかなと思う」という意味になりますね。

“wonder”という動詞に続いているから、間接疑問の「彼が昨日何をしたのか」と取る方が自然に捉えられそうです。

さらに間接疑問の場合は、根本に直接疑問の

What did he do yesterday? 彼は昨日何をしたの?

という疑問があり、それを“wonder”していると捉えられるので、やはり間接疑問で捉えるのがしっくりきますね。

もう1つ例を見てみましょう。

関係代名詞の方で、

What she said is true. 彼女が言ったことは本当だ。

です。

これを間接疑問で捉えると、「彼女が何を言ったかは本当だ」となり、変ですよね。

間接疑問の例も見てみましょう。

Please explain what you mean.

です。

動詞を見ると、“explain”(説明する)なので、関係代名詞で捉えて「あなたが意味することを説明してください」とするよりは、「あなたが何を意味しているか」、つまり「どういう意味か説明してください」と間接疑問で捉える方が良さそうですね。

これも直接疑問の

What do you mean? どういう意味?

という疑問が話し手の頭にあるか、またはその疑問の答えを話題としていると考えると、よりわかりやすくなります。

「どういう意味?」と思っているから、“Please explain~”「説明してください」という文の一部に組み込んで答えを求めているわけですね。

もちろん“what”は間接疑問にも関係代名詞の意味にも取れるという場合、またどちらの意味でとっても大差ない場合もあります。

ですが当然、上記の例のようにそうでないこともありますので、今回説明したポイントを参考にしてもらえればと思います。

間接疑問文 まとめ

間接疑問おわりに
  • 間接疑問:疑問文を他の文の中に組み込んだ表現のこと
  • 間接疑問の語順は主語、述語動詞(S、V)
  • 「~かどうか」には if(whether)を使う
  • 間接疑問を組み込む他の文が疑問文のときは注意:その質問自体がYes/Noで答えられるか考える
  • 間接疑問と関係代名詞を見分けるには:
    – 先行詞があるか
    – その疑問が話し手の頭にあるか / その疑問の答えが話題になっているか
    を考える

今回は間接疑問について説明しました。

間接疑問は、英文でも英会話でもよく遭遇する表現です。

要点をつかめば難しいものではないので、機会があれば是非どんどん使ってみてくださいね。

このブログおよびYouTubeチャンネルでは、主に今回のような英文法や英文読解の説明をできるだけわかりやすく行っていますので、良かったらまた見に来てくださいね。

チャンネル紹介
この記事を書いた人
Momo

英語講師/翻訳者
英検1級/TOEIC980/全国通訳案内士
2歳児のママ

当サイトおよび同名のYouTubeチャンネル『みんなの基礎英語』で、文法・読解を中心に英語の基礎を分かりやすく説明しています。

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