【初心者向け】英文の作り方の基礎やコツをわかりやすく解説!:英文法劇場[059]

英文の基礎がわかる物語 話すための基礎文法
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英文の作り方はじめに

今回は、特に英語学習の初心者の方に向けて、英文の作り方のポイントについてお話しします。

英文の基本をつかんでもらうため、細かい部分はできるだけ削ぎ落として、物語調の英文法劇場としてお届けしたいと思います。

それでは、早速始めましょう。

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英文はどう組み立てる?物語調で分かりやすく説明!英文法劇場

英文法劇場:見つけろ!英語の秘密

題して、「英文法劇場~見つけろ!英語の秘密~」

はじまり、はじまり。

むかしむかし

むかしむかし、あるところに英語王国という国がありました。

その国では、動詞族と呼ばれる人々が王族として国を治めていました。

そして、その動詞族の王子の1人にペンタロウという王子様がいました。

国の人々の役に立ちたいと考え、みんなからも慕われている心優しい王子様です。

英文の基本って?

ツル伯爵との会話

ある日、ペンタロウは外国からやってきたツル伯爵と話していました。

私は英語王国に来るのをいつも楽しみにしているんです。

ただ、あなたとは鳥語で話せるからいいのですが、国民の方とお話ししたくても、英語をどのように話していいか分からなくていつも困ってしまうんです。
基本だけでも分かっていたらいいのですが…

そうなんですか、英文を作る時の基本というのは…

(…あれ、英文ってどうやって作ればいいんだ?大変だ、いつも自然と感覚でやっていたから分からない…!)
すっ、すみません、次回お会いする時にはお伝えできるようにしておきます…

王様の助言

困った王子様は、王様のもとへと行きました。

父上、外国の方に英文の作り方について聞かれたんだけど、基本を上手く説明できなかったんだ。
どうしたらいいかなぁ。

おぉ、ペンタロウよ。ついにお主も英語の洞窟へと足を運ぶ時が来たのかもしれんな。

我々動詞族が王になる前に必ず行くところじゃ。
立派な王になるために、そこで英語の秘密を宿している3つの宝玉を探してきなさい。

わかりました、父上。行ってきます!

フィールド

英語の洞窟は、この辺りにあるはずなんだけど…
あっ、きっとあれだ!中に入ってみよう!

3つの穴

ここが英語の洞窟か…あっ、あの岩には穴が3つあいているな。
きっと、あそこに宝玉を持ってこいということだ。
よし、探しに行こう!

宝玉1

あ、あれが宝玉だな!よし、登るぞ。
よいしょ、よいしょ、よいしょ…

核の玉

よし、この玉をここに置いてみよう。

(ピカーン)

英語の精登場

あれ、ここはどこだ?

やぁペンタロウ、私は英語の精です。
あなたが来るのを待っていましたよ。

」の玉を見つけたようですね。
英語の核について、私があなたに説明してあげましょう。

やった!よろしくお願いします!

英語の「核」

核1

まずは、このとてもシンプルな英文から英語の核をつかんでいきましょう。
I walk.(私は歩く。)という文です。

I(私は)の部分は、「〇〇が」とか「〇〇は」ということ、つまり、「誰」の話か、「何」の話かを示す部分です。
これを主語といいます。説明上、主語という英語の頭文字からSと表すこともあります。

次にwalk(歩く)の部分は、「~する」とか「~だ/~である」を示す部分で、これを述語動詞といいます。Vとも表せますね。

この述語動詞になることができるのは、その名のとおり動詞という言葉の種類です。
あなたたち、動詞族のことですね。
動詞は動作や状態を表す語のことで、ここではwalk(歩く)です。
述語動詞というのは、要は、主語がどうするのかとか、主語がどうであるのかを表す、主語に対応する動詞だと言えます。

短い文ですが、この2つの要素だけで1つの文ができてしまっていますよね。
なので、主語と述語動詞があれば英文を作ることができるんです。
これが、英文の核になっています。

本当だ、短いけど、文になっているね!

核2

文の形自体は、当然、使う動詞や伝えたいことによって変化します。
たとえば、They like apples.(彼らはりんごが好きだ。)という文を見てみましょう。
語順としては、「彼らは」「好きだ」「りんごが」となっています。
They(彼らは)が主語、like(好きだ)が、述語動詞です。

「彼らは好きだ」と来たら、当然「何が?」となりますよね。
なので、何が好きか、ここではapples(りんご)を言う必要があります。
この「~が」とか「~を」「~に」などに当たる部分を目的語といいます。
Oで表すこともできます。

なるほど、動詞によっては目的語が必要なんだね。

核3

次は、be動詞を使うパターンも見てみましょう。
He is a teacher.とか、We are happy.という文です。
一語ずつ訳をあてるとしたら、「彼は」「~である」「先生」となり、
もう1つは、「私達は」「~である」「幸せ」という感じになります。

HeやWeが主語、そしてisやareなどのbe動詞はその名の通り動詞の一種なので、述語動詞の部分にあたります。
やはり、主語と述語動詞がありますね。

そして、1つ目の文では彼は何なのかを言う必要があるので、a teacher(先生)と続いていて、2つ目の文では私達はどんな様子なのかを言うためにhappy(幸せな)という言葉が続いています。
どちらも主語を説明する言葉になっていますね。

ちなみに、これは補語といい、Cで表すことができます。
be動詞は、ここでは主語と主語を説明する言葉をつなぐ役割をしているんですね。

そうか、be動詞がないと、英文の核である述語動詞がないことになって、文が成立しないもんね。

ちなみにbe動詞には他の使い方もあるので、気になる人は是非、be動詞についての記事を見てみてくださいね。

核4

ここまで4つの英文を見てきましたが、どれも主語と述語動詞があることがわかりましたよね。
繰り返しますが、英文の核は主語と述語動詞です。
つまり「〇〇が~する」とか「〇〇は~である」という部分ですね。
なので、英文を作るためには、この語順をまず意識する必要があります。

そうか、この2つの要素をまず考えればいいんだね。

ちなみに、文の形のパターンを他にも知りたいという人は、ぜひ文型についての記事をのぞいてみてくださいね。

ではペンタロウ、次の宝玉を見つけたときにまたお会いしましょう。それでは。

英語の「時」

宝玉2

次の宝玉は…あっあれだな!
よいしょ、よいしょ、よいしょ…

時の玉

よし、この玉をここに置いて…

(ピカーン)

英語の精登場2

やぁペンタロウ、「」の宝玉を見つけたようですね。
では、英文に重要な「時」について、一緒に見ていきましょう。

よろしくお願いします!

時制1

ここでは英語の「時」、つまり時制について説明しますね。
時制というのは、簡単に言えば動詞を変化させることでどの「時」のことかを表す、というものです。

基本の「時」は3つあります。
現在」「過去」そして「未来」です。
また、この基本の「時」のそれぞれに進行形完了形という概念を組み合わせて、さらに細かく表現することができます。

時制2

例を見てみましょう。
たとえば、I study English.(私は英語を勉強する。)という現在形の文です。
study(勉強する)が動詞ですね。

現在形が表すのは「現在」を中心とした期間で、この例で言うと、普段英語を勉強している、といったニュアンスになります。
現在形について詳しく知りたい人は、是非現在形についての記事をのぞいてみてください。

この文が過去形になると、I studied English.となり、動詞の形が変化したのがわかりますね。
過去形が表すのは、もう終わったこと、過去のことです。
この文だと過去に英語を勉強したことを意味しています。
もっと詳しく過去形について知りたい方は、過去形についての記事をチェックしてみてください。

現在、過去と来たら、残りは未来ですね。
未来を表す表現では、たとえば、I will study English.ということができます。
動詞に未来を示すwillがついていますね。
未来ですから、これは現在よりも先のことを指しています。
これから未来のどこかの時点で勉強するということです。

こんな風に、動詞が変化することで表している時が変わっているのがわかりますね。

そうそう、これが僕たち動詞族の特別な仕事の1つだね。

時制2

では、この基本の時制に、進行形と完了形も絡めて見てみましょう

単なる現在形では、普段英語を勉強していることを示していましたね。
これが、現在進行形になると、I am studying English.となり、ここでも動詞が変化しています。
現在進行形は、今この時をピンポイントで指して、勉強という動作が今進行中であることを示しています。

また、I have studied English.と現在完了形になると、また動詞の形が変化します。
これで、過去と現在をつなぐ意味合いを持つことができます。
過去に勉強して、今も勉強しているといったニュアンスです。
現在完了形について詳しく知りたい人は、是非、現在完了形についての記事を見てみてください。

こんな風に、同じ現在を軸としていても、それぞれ表す意味が変わって表現の幅が広がるのがわかりますね。

うん、時制って面白いね!

時制4

ここまで見てきたように、動詞が時制を決めるということがわかってもらえたかと思います。
これはつまり、英文を作るときには動詞の形を常に意識する必要があるということです。

僕たち動詞の形次第で、表す時や意味が変わってしまうもんね。

ではペンタロウ、次の宝玉を見つけたときにまたお会いしましょう。それでは。

英語の「癖」

スライド26

次の宝玉は…あっ見つけたぞ!
よいしょ、よいしょ、よいしょ…

癖の玉

よし、この玉をここに置いて…

(ピカーン)

英語の精登場3

やぁペンタロウ、「」の宝玉を見つけたようですね。
では、英語の持つ顕著な「癖」について一緒に見ていきましょう。

よろしくお願いします!

癖1

英語の癖、まず1つ目は「英語は数を気にする」ということです。
たとえば、「私の猫がねずみを追いかけている。」という文を考えてみましょう。

猫が一匹なのであれば、My cat is chasing a mouse.になりますし、猫が複数いるのであれば、My cats are chasing a mouse.になります。
catは数えられる名詞なので、1匹であればmy cat、複数いるのであればmy catsとsがついて複数形になりますね。

また、たとえばwaterやinformationなどのように、数えられない名詞もあります。
そのため、英語で名詞を扱うときはそのものが1つなのか複数なのか、はたまた数えられない名詞なのか、ということを意識する必要があります。
要は、英文を作る時には、名詞の形を意識する必要があるんですね。

また、my catの場合はis、my catsの場合はareというふうに、主語が単数なのか複数なのかで動詞の形も変わりますよね。
なので、先ほども触れたように、やはり動詞の形にも常に意識を向けることが必要です。

そうか、英語では数によって、名詞の形が変わることがあるんだね。

癖2

次に紹介する英語の癖は、「英語は繰り返しを嫌う」ということです。
たとえば、Keiko never eats tomatoes. She doesn’t like them.(ケイコは決してトマトを食べない。トマトが嫌いなんだ。)という文を見てみましょう。

最初の文ではKeikoと具体的な人の名前を言っていますが、次の文ではShe(彼女は)と言い換えていますね。
また、最初の文ではtomatoesと言っていますが、続く2つ目の文ではthem(それら)と言い換えています。

なるほど、同じ言葉を繰り返すのを避けているんだね。

別の例も見てみましょう。
The skeleton of dinosaurs resembles that of modern birds.という文です。
resembleは、「~に似ている」という意味の動詞です。

これは、「恐竜の骨格は、現代の鳥類の骨格に似ている。」という意味の文ですが、the skeleton(骨格)という言葉を繰り返さずに、2回目はthatという代名詞に言い換えています。
こんな風に、英文を作るときは繰り返しを避けるために代名詞で言い換えるということを意識するといいですね。

そうか、同じ言葉を繰り返すのは、特に英語ではぎこちない文になってしまうもんね。

癖4

最後に紹介する英語の癖は、「英語は細かい説明は後でする」ということです。
たとえばこの女の子が「私は頭が良くて面白い人が好き」と言ったとしましょう。
英語を話す男の子の立場でこれを言うと、“I like girls who are intelligent and funny.”などと言うことができます。

日本語では、どんなものなのかを説明する言葉はその対象となる名詞(ここでは「人」)のに置きますよね。
「頭が良くて面白い」「人」という説明の語順になっています。
一方で英語では、どんな子かの説明が、説明したい語の後ろに置かれていますね。

本当だ、面白い違いだね。

もちろん、常に何でも説明する言葉が後ろにくるわけではありませんが、それでもこれは日本語との大きな違いと言うことができるでしょう。
ちなみに、今回の文では関係代名詞のwhoが使われています。
関係代名詞について詳しく知りたい人は、是非、関係代名詞についての記事を見てみてくださいね。

癖5

この英語の癖は、他の文法でも見られるものです。
たとえば、The man driving the car is my father.というと、driving the carの部分が前の名詞the manを説明して、「『その車を運転しているその男の人』は、私の父です。」という文ができています。

また、She doesn’t have enough money to buy that.というと、to buy thatという部分が前の名詞moneyを説明して、「彼女は『それを買うための十分なお金』を持っていません。」という意味になっています。
こんな風に、説明する語が後に来るという英文の流れを意識しておくと、英語を理解しやすくなりますし、自分でも英文を作りやすくなりますよ。

そうか、文法としては別のものでも、やっていることは同じなんだね。

ちなみに、1つ目の文では分詞という文法が、2つ目の文ではto不定詞という文法が使われているので、詳しく知りたい人はそれぞれの記事をチェックしてみてください。

まとめ

これで、英語の「」「」「」の3つを見てきました。
英文の作り方のヒントが伝わったでしょうか?

ありがとう、英語の精さん!英文を作るときに意識するポイントがわかった気がするよ。
僕、これをみんなに伝えていくからね!

それはよかった。ではペンタロウ、またどこかでお会いしましょう。
さようなら…

おわり

今回の冒険で知った英語の秘密を、僕の大好きな英語王国のみんなや、ツル伯爵のような外国の方たちに伝えて、この国をもっともっと外の世界と繋がれる国にしていくんだ!
よーし、頑張るぞー!

英文法劇場完

「英文法劇場~見つけろ!英語の秘密~」おしまい。

英文法劇場~見つけろ!英語の秘密~ おわりに

英文の作り方おわりに

お疲れさまでした。英文法劇場、どうだったでしょうか?

英語が理解できないとか、自分ではなかなか英文を作れないといった感覚が少しでもなくなっていたら嬉しく思います。

チャンネル紹介

このブログおよびYouTubeチャンネルでは、主に英文法英文読解の説明をできるだけわかりやすく行っていますので、良かったらまた見に来てくださいね。

この記事を書いた人
Momo

英語講師/翻訳者
英検1級/TOEIC980/全国通訳案内士
3歳児のママ

当サイトおよび同名のYouTubeチャンネル『みんなの基礎英語』で、文法・読解を中心に英語の基礎を分かりやすく説明しています。

しっかりと基礎を身につけ、一生モノの英語力へ繋げましょう!
Better late than never!

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