【間違えやすい】英語の否定疑問文と付加疑問文の使い方・答え方をわかりやすく解説![067]

Don't you~?/~isn't it?いつ使う?どう答える? 話すための基礎文法
否定形の疑問文/付加疑問

今回は否定形の疑問文と、付加疑問について説明したいと思います。

それぞれの意味使い方ポイントなどをお話しします。

では早速、見ていきましょう。

否定形の疑問文とは

否定疑問文とは

まず、否定形の疑問文から確認していきましょう。

否定形の疑問文は、その名の通り否定形を使った疑問文のことです。

たとえば、

Don’t you know her?(彼女を知らないの?)

といった文ですね。

否定疑問文とも呼ばれます。

ここでは、Don’t youという否定形が使われていますね。

否定形の疑問文の意味と使い方

否定形の疑問文、普通の疑問文との違い

ここで疑問に思った方もいるかもしれませんが、多くの場合、質問するときは、たとえば

Do you know her?(彼女を知ってる?)

といった疑問文を作りますよね。

このDo you know her?と、先ほどの

Don’t you know her?

という否定形の疑問文はどのように使われ方が違うのでしょうか?

実は、このような否定形の疑問文は、驚きや確認の意図があるときに使われることが多いんです。

詳しくみていきましょう。

否定形の疑問文の意味と使い方1

否定形の疑問文の意味と使い方についてお話しします。

まず、いわゆる「普通」の質問、肯定の形を使った

Do you know her?(彼女を知ってる?)

などの疑問文というのは、相手の答えへの期待はニュートラルなんですね。

この文だと、「彼女のことを知っている?それとも知らない?」という感じで、単に相手に答えを求めている質問というわけです。

多くの場合は、このような質問のしかたをしますよね。

一方で、否定形の疑問文、たとえば

Don’t you know her?(彼女を知らないの?)

といった文はどうでしょうか。

この場合、尋ねる方が、相手は知っているものだと思っていたけど、知らないということがわかって、「えっ、知らないの?」という驚きがあるときによく使われます。

あんなに有名な人なのに、とか、他の皆は知り合いなのに、あなたは知らないの?といった感じですね。

否定形の疑問文の意味と使い方2

もう1つ例を見てみましょう。

まずはいわゆる普通の疑問文、肯定の形を使った

Have we met before?(私たちは会ったことがありますか?)

という文を考えてみます。

haveと過去分詞が使われているので、時制は現在完了形ですね。

現在完了形がよくわからない、という方は是非以下の現在完了形についての記事をご覧ください。

この文は「私たちは会ったことがありますか?」という意味になりますが、これも相手の答えへの期待は基本的にニュートラルなものになります。

「私たち、会ったことある?会ったことない?」と、単に相手に答えを求めているということですね。

一方で、

Haven’t we met before?(以前会いませんでしたか?)

といった否定形の疑問文は、尋ねる方が会ったことがある」と思っていて、確認したいと思っているときに使うことができます。

日本語でも「以前会いませんでしたか?」という文を考えてみると、そのニュアンスがわかりますよね。

否定形の疑問文はこのように、確認の意図があるときにもよく使われます。

否定形の疑問文の答え方と日本語との違い

否定疑問文の答え方と日本語との違い

次に、否定形の疑問文の答え方と日本語との違いについて見てみましょう。

まずは英語の方、先ほどから例としている

Don’t you know her?(彼女を知らないの?)

という否定形の疑問文です。

この質問にYesかNoで答える場合、どのようになるか確認してみましょう。

まず、彼女のことを知っている場合はYesと答えることになります。これはつまり、I know her.ということですね。

そして、彼女のことを知らない場合は、Noと答えることになります。これはつまり、I don’t know her.ということです。

このように英語の場合、自分の答えが肯定の内容ならYes、否定の内容ならNoになります。

これは難しく考える必要はなくて、肯定の疑問文、つまりいわゆる「普通」の疑問文であるDo you know her?(彼女を知っていますか?)に対する答え方と同じなんですね。

否定形の疑問文に答える場合も、この点を意識しておいてもらいたいと思います。

一方で、日本語ネイティブなら深く考えることはないと思いますが、日本語の場合も確認して違いを見てみましょう。

日本語で

彼女を知らないんですか?

と聞かれたとして、「はい」か「いいえ」で答えるとします。

すると、彼女を知っている場合は「いいえ」と答えることになります。つまり、「知っています。」ということですね。

そして、彼女を知らない場合は「はい」と答えることになりますね。つまりは、「知りません。」ということです。

要は、日本語の場合は聞かれていることがその通りなら「はい」、違うなら「いいえ」と答えるわけです。

答え方だけ単純に比べると、否定形の疑問文の場合は英語と日本語では答え方が逆になる、と覚える人もいるかと思いますが、その考え方はかえって混乱するような気がします。

あくまで、英語は自分の答えが肯定の内容ならYes、否定の内容ならNoと一貫しており、肯定の疑問文の答え方と同じになること、日本語の場合は相手に聞かれていることがその通りかどうかで答え方を選ぶということです。

ただ実際の会話においては、日本語も英語もYesあるいはNo、「はい」あるいは「いいえ」だけで答えるということはあまり無いと思いますので、気負いすぎる必要はないということにも言及しておきたいと思います。

付加疑問とは

付加疑問とは

ではここからは、付加疑問について見ていきましょう。

付加疑問とは、平叙文や命令文の文末に付け加える簡易的な疑問の形のことです。えるから付加疑問なんですね。

たとえば、

She has a dog, doesn’t she?(彼女は犬を飼っているよね?)

のdoesn’t she?の部分のことです。

付加疑問の作り方

付加疑問の作り方1

ではまず、付加疑問の作り方から確認していきましょう。

ルールとして、肯定文には否定の付加疑問、否定文には肯定の付加疑問をつけることになります。

たとえば、

She has a dog. (彼女は犬を飼っています。)

は肯定文ですね。これを付加疑問を使った文にしたいと思います。

回りくどいかもしれませんが、段階を追って見ていきたいと思います。

この文を否定文にすると、

She doesn’t have a dog.(彼女は犬を飼っていません。)

になります。

これを疑問文にすると、

Doesn’t she have a dog?(彼女は犬を飼っていないんですか?)

という、否定形の疑問文になります。

付加疑問は簡易的な質問の形なので、この頭の部分だけを使うことになります。

付加疑問の作り方2

これを最初の肯定文の文末に持ってきて、

She has a dog, doesn’t she?(彼女は犬を飼っているよね?)

とするんですね。

要は、メインである肯定文に小さな否定の疑問がくっついている、というイメージです。

付加疑問の作り方3

では次に、否定文の場合の付加疑問の作り方も見ておきましょう。

たとえば、

You don’t like tomatoes.(あなたはトマトが好きじゃない。)

という否定文を付加疑問を使った文にしたいと思います。

これを肯定文にすると、

You like tomatoes.(あなたはトマトが好き。)

ですね。

そしてこれを疑問文にすると、

Do you like tomatoes?(あなたはトマトが好きですか?)

になりますね。これは当然、肯定の形の疑問文です。

付加疑問を使った文を作るために、また頭の部分だけを使います。

付加疑問の作り方4

この部分を最初の否定文の文末に持ってきて、

You don’t like tomatoes, do you?(あなたはトマトが好きじゃないよね。)

とするんですね。

これは1つ目の例とは逆で、メインである否定文に小さな肯定の疑問がくっついている、という形になっています。

このようにして、付加疑問を作ることができるんですね。

付加疑問の意味と使い方

付加疑問、普通の疑問文との違い

付加疑問の作り方がわかったところで、今度はいわゆる「普通」の疑問文、

Does she have a dog?(彼女は犬を飼っていますか?)

と比べてみたいと思います。この文と、

She has a dog, doesn’t she?(彼女は犬を飼っていますよね?)

という付加疑問を使った文はどのように使われ方が違うのでしょうか?

実は、このような付加疑問は、確認の意図があるときや相手も同意すると思っているときに使われることが多いんです。

詳しくみていきましょう。

付加疑問の意味と使い方1

付加疑問の意味と使い方についてお話しします。

まず、先程否定形の疑問文の説明の中でも確認しましたが、いわゆる「普通」の質問、

Does she have a dog?(彼女は犬を飼っていますか?)

などの疑問文というのは、相手の答えへの期待はニュートラルです。

この文だと、「彼女は犬を飼っている?それとも飼っていない?」という感じで、単に相手に答えを求めている質問というわけです。

多くの場合は、このような質問のしかたをしますよね。

一方で、付加疑問を使った文、たとえば

She has a dog, doesn’t she?(彼女は犬を飼っていますよね?)

はどうでしょうか。

この場合、尋ねる方が、彼女は犬を飼っていると思っていて、確認したいときに使うことができます。

たとえば、「以前公園で犬の散歩をしている彼女を見たことがあるけど、今日は犬がいないな。あれ、彼女って犬を飼ってるよね?」という風に、自分が思っていることを確認している感じですね。

付加疑問の意味と使い方2

では別の使い方も見てみましょう。

たとえば、

It’s a beautiful day, isn’t it?(今日は良い天気ですね。)

という文です。

これは、話し手が良い天気だと思っていて、相手も同意すると思っているときに使うことができます。

「今日は良い天気ねぇ」という感じで、実質質問ではないということですね。

このように、付加疑問は相手が同意するであろうことをただ言うときにも使うことができます。

付加疑問のイントネーション

付加疑問のイントネーション

次に、付加疑問のイントネーションについて確認しておきましょう。

付加疑問は語尾を上げるか上げないかで伝えるニュアンスが違ってきます

確認のために質問している場合、

She has a dog, doesn’t she?(彼女は犬を飼っていますよね?)

と、語尾を上げることになります。

日本語で言うなら、「飼ってるよね?」という感じですね。

一方で、相手も同意するだろうということをただ言っている(実際は質問ではない)という場合、

It’s a beautiful day, isn’t it?(今日は良い天気ですね。)

と語尾を下げることになります。

日本語で言うなら、「良い天気ねぇ。」という感じですね。

付加疑問の答え方

付加疑問の答え方

次に、付加疑問の答え方について確認しておきましょう。

例えば、否定の付加疑問を使っている

She has a dog, doesn’t she?(彼女は犬を飼っていますよね?)

という文の場合、YesかNoで答えるとしたら、どうなるでしょうか。

これは、彼女が犬を飼っているという答えであれば、Yesと答えることになります。つまり、She has a dog.ということですね。

一方で、彼女は犬を飼っていないという答えであれば、Noと答えることになります。つまり、She doesn’t have a dog.ということです。

これは否定形の疑問文のときに確認したことと同じです。

自分の答えが肯定の内容ならYes、否定の内容ならNoと答えることになるんですね。

では、肯定の付加疑問を使った文はどうでしょうか?

She doesn’t have a dog, does she?(彼女は犬を飼っていませんよね?)

という文に、YesかNoで答えるとしましょう。

これは、彼女が犬を飼っているという答えであれば、Yesと答えることになります。つまり、She has a dog.ということですね。

一方で、彼女は犬を飼っていないという答えであれば、Noと答えることになります。つまり、She doesn’t have a dog.ということですね。

もうお気づきのように、肯定でも否定でも、答え方は変わらないんですね。

なぜなら、くどいようですが、英語は一貫していて、自分の答えが肯定の内容ならYes、否定の内容ならNoと答えることになるからです。

いろいろな付加疑問

いろいろな付加疑問

最後に、いろいろな付加疑問を見てみましょう。

まず、Let’sを使う文です。

たとえば、

Let’s have coffee, shall we?(コーヒーを飲みましょうかね。)

というように、Let’sを使った文の場合、付加疑問の部分はshall we?を使います。

shallってどんな助動詞だっけ?と思った方は是非、以下の助動詞についての記事をチェックしてみてください。

次は、命令文の場合です。

肯定の命令文の場合、

Open the door, will you?(ドアを開けてくれる?)

あるいは

Open the door, won’t you?(ドアを開けてくれる?)

のように、付加疑問の部分はwill you?won’t you?を使うことができます。

一方でDon’tを使う否定の命令文の場合、

Don’t be late, will you?(遅れないでね。)

と、付加疑問の部分にはwill you?を使うことができます。

いずれの場合も、言い方にもよりますがただの命令文よりも付加疑問を使うことでより穏やかな言い方になります。

最後にamが使われている文の場合です。

I’m right, aren’t I?(私が正しいよね。)

たとえば、のように、付加疑問の部分にはaren’t I?を使うことになります。

厳密にはam I not?なのですが、am notには短縮形がないので、aren’t I?が使われるんですね。

おわりに

おわりに

今回は否定形の疑問文と付加疑問についてお話ししました。

使い方や日本語と比べたときの違いを知るのは面白いですよね。

是非ご自身でも使ってみてもらえればと思います。

このブログおよびYouTubeチャンネルでは、主に英文法や英文読解の説明をできるだけわかりやすく行っておりますので、良かったらまた見に来てくださいね。

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この記事を書いた人
Momo

英語講師/翻訳者
英検1級/TOEIC980/全国通訳案内士
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