to不定詞と動名詞の使い分けや違いを知ろう!英文法劇場~動名詞のとまどい~【後編】[018]

動名詞とto不定詞の違いが分かる物語2 話すための基礎文法
スポンサーリンク
前回の続き...

前回に引き続き、動名詞がどのようなものなのか不定詞とどのように違うのかを物語調で説明します。

スポンサーリンク

動名詞と不定詞はどう使い分ける?物語調で分かりやすく説明!英文法劇場

元気が出てきた動名詞

まだ、不定詞と動名詞の違いはいっぱいあるぞ。

そうなの?もっと聞かせて、聞かせて!

前の動詞によっては意味が変わる

前の動詞によっては意味が変わる

たとえば、“I remember locking the door.”と動名詞を使って言うのと、“I remember to lock the door.”と不定詞を使って言うのとでは、この文章の意味が変わるんじゃ。

動名詞の方は、今現在の立場から見て、過去のことを思い出して、「そのドアの鍵を閉めたことを覚えている。」という意味になる。

一方で不定詞の方は、今現在の立場から見て、未来のことを思って、「そのドアの鍵を閉めることを覚えている」という意味になる。

このように、動詞によって、不定詞が続くか動名詞か続くかで意味が変わるものもあるんじゃ。

動詞によっては後に続くのは動名詞/不定詞のみ

動名詞/不定詞のみしか取らない動詞

また、“I finished baking cookies.”「クッキーを焼き終わった。」という動名詞の文章と、“I decided to bake cookies.”「クッキーを焼くことに決めた。」という不定詞の文章を見てみよう。

“finish”(~を終える)という動詞は、その後には動名詞しか持ってくることができないんじゃ。

一方で、“decide”(~を決める)という動詞は、その後には不定詞しか持ってくることができない。

こんな風に、動詞によっては後に続くのは動名詞のみであったり、不定詞のみであったりするものがあるんじゃな。

動名詞と不定詞の性質の違い

動名詞と不定詞の使い分けルールは?

なるほど、不定詞と動名詞で意味が変わったり、どちらかしか使えない動詞があることは分かったよ。

だけど、その使い分けに何かルールってあるのかな?

うむ、もちろん例外もあるんじゃが、お前たちの性格の違いにヒントがあるぞ。

不定詞の傾向:「これから」する未来のこと

不定詞は未来志向

不定詞の王子様であるペンタロウは、普段どんなことを考えているか分かるか?

あやつは普段から、「国をこれからどんな風にしていくか」「国の人々をこれからどんな風に幸せにできるか」「将来は王様になってどんな風にみんなを導いていくか」なんてことを考えておる。

だから、不定詞は「これから」どうするかという未来のことと結びつきやすいんじゃ。

不定詞しか取らない動詞

“want to do”(~したい)、“plan to do”(~することを計画する)、“decide to do”(~することを決める)などの不定詞しか続かない動詞を考えてみると、不定詞が「これから」のことと結びついているのが分かるはずじゃ。
つまり、不定詞は未来志向的な性格をしているんじゃな。

動名詞の傾向:「すでに」し始めていることや終えたこと

動名詞の性格

一方でお前、動名詞は、未来のことを考えるよりはすぐに行動に移すタイプで、気が付けば何でもすぐにやってしまっておる。

もっと実際の行為に注目しているんじゃな。

そのことから、動名詞は「すでに」し始めていることや、「すでに」終えてしまったことと結びつきやすいんじゃ。

動名詞しか取らない動詞

“finish~ing”(~をし終える)、“quit~ing”(~することをやめる)、“enjoy~ing”(~を楽しむ)といった動名詞しか続かない動詞を考えてみると、もう既に始めていることや終えていることを指していると考えられるな。

ただし、最初に例外もあると言ったように、“avoid~ing”(~することを避ける)、“postpone~ing”(~することを延期する)、“consider~ing”(~することを考える)など、未来のことに繋がると捉えられる動名詞しか続かない動詞もある。

じゃから、不定詞には明らかに未来志向の傾向があるのに対し、動名詞は「すでに」していることと結びつきやすいが、時間の志向としては中立と言える。

不定詞と動名詞の違いまとめ

と、こんな感じで両者の性質には違いがある。

他にも、不定詞の方が特定の場面と結びつきやすいのに対し、動名詞の方が一般論によく用いられるといった違いもあるぞ。

では最後に、先ほど紹介した両者の時間感覚の違いが分かる実際の例を見ていこう。

時間感覚の違いは、不定詞か動名詞かで意味が変わる動詞で顕著

時間感覚の違いの例

不定詞と動名詞の時間感覚の違いは、後ろに不定詞が続くか、動名詞が続くかで意味が変わる動詞において顕著に見られるものなんじゃ。

たとえば、先ほども登場した“I remember to lock the door.”という不定詞の文章と、“I remember locking the door.”という動名詞の文章をもう一度見てみよう。

不定詞の方は「そのドアの鍵を閉めることを覚えている」じゃから、これからすること(未来)を指しておるな。

一方で動名詞の方は、「そのドアの鍵を閉めたことを覚えている」じゃから、すでに終えてしまったことを指しておる。

それぞれの性質の違いがよく分かるな。

完全回復した動名詞

どうじゃ、動名詞と不定詞では、似ているようでいろいろと違いがあることが分かったか?

うん!何だかすっごく元気が出てきたよ!

さっそく僕にできることをするために出かけてくるね!じいちゃん、ありがとう!

ふぉっふぉっふぉ、元気になって何よりじゃ。

動名詞と不定詞、どちらも大事

不定詞と動名詞、似ているところもあれば違うところもある。

それぞれが、自分なりの特徴を活かしていけばいんだよね。

よーし、僕も頑張るぞー!

英文法劇場おしまい

これにて「英文法劇場~動名詞のとまどい~」、おしまい。

英文法劇場~動名詞のとまどい~【後編】まとめ

後編まとめ
  • 動名詞が続くか不定詞が続くかで、動詞によっては意味が変わる
  • 後に続くのは動名詞/不定詞のみの動詞もある
  • 不定詞:未来志向で、「これから」することと結びつきやすい
  • 動名詞:時間志向は中立だが、「すでに」し始めていることや終えたことと結びつきやすい
  • 両者の時間感覚の違いは、後に続くのが不定詞か動名詞かで意味が変わる動詞で顕著

お疲れさまでした。英文法劇場、どうでしたでしょうか?

この記事を通して、動名詞の役割や不定詞との違いが伝わっていたら嬉しく思います。

それでは、また別の記事でお会いしましょう。

この記事を書いた人
Momo

英語講師/翻訳者
英検1級/TOEIC980/全国通訳案内士
2歳児のママ

当サイトおよび同名のYouTubeチャンネル『みんなの基礎英語』で、文法・読解を中心に英語の基礎を分かりやすく説明しています。

しっかりと基礎を身につけ、一生モノの英語力へ繋げましょう!
Better late than never!

みんなの基礎英語をフォローする
話すための基礎文法
スポンサーリンク
みんなの基礎英語をフォローする
スポンサーリンク
みんなの基礎英語

コメント

  1. […] […]

  2. indir より:

    Hey There. I found your weblog using msn. That is a really smartly written article. Karena Giffer Syl

タイトルとURLをコピーしました